高田義裕の人生論

今日の格言

精神のコペルニクス的転回

自分の目に自分を良しとする者は、自分の奴隷となっている。よって、その人達は自ら作り出した私的な悩みや強迫観念に捕らわれる。なぜなら自分がこの世界の中心であるという、未だに中世ヨーロッパの天動説にこだわっているからである。真実は天動説ではなく、地動説であったわけであり、自分など世界の中心ではなく、たくさんある中の1つの要素に過ぎないのである。この自分中心の考え方を捨てない限り、あなたのその悩みや強迫観念も消える事はない。自分という存在はこの巨大で広く、多様性に富んだ世界から比べれば、なんとちっちゃい存在なのであろうか、と本当に気付いた時に、あなたは、あなた自身からの奴隷から解放され、自由の身となるのである。そうすれば、自分の私的な悩みや強迫観念は消え去るのである。我々は今一度、精神のコペルニクス的転回に立ち返らなければならないのである。

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