今日の箴言
人間関係論
子供ではなく、成人してようやく分かって来た事は、人間、子供の時は、他の人が、自分に対して、アドバイスや、間違いを正すよう意見してくれる事が多かったけれども、いざ、大人になって見ると、歳を取れば取るほど、自分に不足している所を指摘してくれる人がいなくなっているという事である。これは、周りの人が、遠慮してあえて言わなくなるという事と、自分を大人扱いして、誰も、かまってくれなくなるからである。また、人は歳を取るにつれ、経験値が増えれば、また、プライドも高くなり、人の意見を素直に受け入れられなくなる傾向にあるのである。もし他の人から間違いを指摘されようものなら、自分のプライドが傷付いて、かんしゃくを起こして怒り出すに違いないのである。これではいつまで経っても、人は進歩せず、それどころか、片意地な人間と見なされて、人から嫌われてしまうのである。よって、人は、もし、他の人から何かの事で指摘されても、それに腹を立てず、ああ、この人は本当に、私の為に嫌われるのを承知の上で、勇気を持って私を正してくださった、と感謝の念を抱いて、自分の指摘された所を見直すという、心がへりくだった、謙遜な者になれるよう、日々努力すべきなのである。そうすれば、あなたは、意見してくれた人と仲良くなる事が出来るのであり、それによって真の友を得たのである。