人間にとって、相手は自分の鏡である。もし、相手があなたに対して、嫌な態度を取る場合、それは相手が悪いのでは決して無く、あなたの態度が悪いのである。相手は自分が外部に無意識、無自覚に発している態度の表れである。すなわち、態度を改めなければならないのは、決して相手ではなく、必ず自分の方なのである。いま一度、手を胸に当てて、よく考え、自分の心の状態を吟味して見よう。もし、あなたの心の状態が良いのであれば、相手の人間もあなたに対して、良い態度で接してくるであろう。よって、相手の態度は自分の心の状態を明らかにする鏡なのである。
