高田義裕の人生論

今日の格言

あなたは資産として土地を所有しているであろうか。そこで誰でも困る事は、土地の管理である。地面からは雑草が常に生えてくる。土地の所有者は雑草を刈っても刈っても生えてくる事を知っているであろう。すなわち、何もしないで放って置くと、知らない間に雑草が伸び放題になって手が付けられなくなるものである。よって土地の所有者は常に地面を日頃から手入れしておかなければならない。これと同様に、我々の心の中も常に手入れが必要である。日頃から自分の心を手入れせず、何もしないで置くと、知らない間に心の中にも雑草が生えてきて、それをそのまま放置して置くと、しまいには心の雑草という傲慢さが伸び放題になって心が荒れてしまい、取り返しのつかない事になる。すなわち、我々は自分の心の状態を毎日点検し、常に毎日生えてくる心の雑草を刈り取らなけばならないのである。そう、人間は常に傲慢になる習性を持っているのである。男性なら、顎のひげを毎日剃らなければならない様に、人は何もしないでいると、自分でも意識しない間に心が傲慢になって汚れていくのである。よって人は自身の心の清さを保つためには常に意識的な努力が必要不可欠なのである。

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