高田義裕の人生論

今日の格言

万物の根本原理

万物はどのようにして存在するようになったか。まず初めに、すべてが存在すると仮定する。すると、[すべてが存在しない]という事も存在する。よってすべては存在しない。これは仮定に反する。よってすべてのものは存在しない。よって、すべてのものは存在しないという事は、[すべてのものは存在しない]という事も存在しない。よってすべてのものは存在する。よって[すべてのものは存在する]をAとすれば、[すべてのものは存在しない]はアンチAと表される。よってすべてのものはアンチAである。よってすべてのものは存在しないからこそ、すべてのものは存在するのである。よってある事柄が存在する事を証明したい場合は、すべてそれが存在しない事を証明すれば良い。すなわち何かを立証したい時、それが存在する事を証明しようとするのでは無く、まず、それが存在しない事を証明するのである。例えば、あなたがBというものの存在を証明したければ、逆にBというものが存在しない事を証明すれば良いのである。すなわち、アンチBを証明すれば良いのである。そうすればBが存在する事を証明した事になる。すなわち、結論として、万物はすべて否定から始まったのである。

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