高田義裕の人生論

今日の格言

神学序説

今、患難に遭っている者達よ、あなた方は喜び踊りなさい。なぜなら、あなた方の苦しい忍耐は心を精錬し、清く、そして純粋にし、なんという真剣さをあなた方の内に生み出した事でしょう。その真剣さが、神への信仰を生み、切なる期待を抱いて神からの救いを求める清い良心へと作り変えられていくのです。実際、人間が神に近づく事は良い事なのです。まさに聖書にこうあります。[あなた方は自分の思い煩いをすべて神に委ねなさい。そうすれば神は顧みてくださるからです。] 私自身、今も患難のうちにあります。しかし、私はそれを喜んでいます。なぜなら、患難が私の心を精錬し、清く、そして純粋にし、神に対する信仰を培わせてくれ、本当に神に依り頼む事の真剣さを私の心の中に植え付けてくれるからです。このようにして、神と自分との親密な関係がより強固なものにされたからです。しかし、今、幸福で満ち足りている者達は災いです。あなた方は身を震わせて嘆き悲しみなさい。なぜなら、あなた方の快楽はその心を傲慢にし、汚し、そして優柔不断にならせ、なんの真剣さをも生み出さないからです。そうです、あなた方は神を必要とせず、むしろ神への信仰を蝕み、その心は終始、汚れた堕落の底へと作り変えられていくからです。実際、人間が神に近づかない事は悪い事なのです。よって今、患難にある者達よ、この聖書の言葉に思いを留めなさい。新約聖書、ヨハネによる福音書16章33節、イエスキリストご自身が語られた言葉。[あなた方がわたしによって平安を得るために、わたしはこれらの事を言いました。世にあってあなた方には患難がありますが、勇気を出しなさい。わたしは世を征服したのです。]

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