高田義裕の人生論

今日の格言

我々の世界はより高度ではあるが、決して幸せではない。

2.自分という存在を良い事の特別にも、悪い事の特別にも考えてはならない。

3.我々は富を得る事はたくさんの物を所有する事だと思っている。しかし、生きるとは、本来、何も所有しない事なのである。なぜなら、私たちが物を所有する時、それを所有し続ける限り、その所有物はどんどん古く時代遅れなものになっていく。すなわち、それはずっと変化せず、埃をかぶっていくのである。しかし生きるとは、常に流動的で、変化に絶えないものであり、常に新しいものを求めて、進歩する前進的なものである。よって、所有するということは、死ぬという事なのである。要するに、進歩を止めて、そこで止まってしまう事なのである。よってたくさんの物を所有しても、世の中はどんどん進歩していくから、自分の持っている物はどんどん古くなって、価値が下がっていくのである。そんなものがどうして富んでいると言えるのか。よって、人はたくさん物を所有すればするほど、損をするという事である。

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