今日の箴言
新貨幣論
お金持ちは1対1対応ではないことを以前に示した。すなわち、一人の人間が何十億、何百億とお金を持つのがその状態であるから、これを数字で表すと、1対1000000000であったり、1対10000000000であったりするということである。ここで一人の人が一万円しか持っていないのであれば、これは1対1対応であるということができる。ここで1から1を割り算すると、1÷1=1であり一万円は一万円の価値を持つ。しかしここで一人の人が百万円持っているとすると、1対100となり、これを同じく1を100で割ると、1÷100=0.01となり、百万円が100円の価値しかないことになる。そう、一人の人間が多額のお金を持てば持つほど、そのお金の価値は低くなっていくのである。