今日の箴言
神を信じていない者も、実は神を信じている。これはなぜかというと、神とは、究極の目標で、夢中になり、憧れる、崇敬の対象と定義する。すると、その人が神を信じていなくても、その人にとって、お金が心の拠り所なら、その人にとってお金が神なのであり、彼が名声を追い求めているのなら、彼にとって名声が神なのであり、また、彼女が恋愛に夢中なら、彼女にとって恋愛が神なのであり、またある人が無類の酒好きなら、その人にとって、お酒が神なのであり、またギャンブルが止められないなら、その人にとって、ギャンブルが神なのである。よって、神を信じていなくても、すべての人には、何かしらの自分が夢中になっている事柄が必ずあるのであり、その意味においては、誰もが皆、何かしらの神に夢中になって信じているのである。