今日の箴言
人は、過去がどうであったかでは無く、現在はどうであるのかで常に評価されるべきであるし、かつ、勝負すべきなのである。例えば、昔は、名を馳せ、人々から注目を浴びていたけれども、現在、その面影も無く、力尽きてしまっているならば、それは評価されないのであり、かつての栄光にいつまでも、しがみ付いていては、その人はどんどん朽ち果てていくのである。しかし、過去において、悪行の限りを尽くし、極悪人であった者が、徐々にその行動を悔い改め、現在では、全く人から尊敬される立派な人格者に成長しているならば、過去の事は問題視されず、高く評価されるのである。この様に、人間はいつも現在進行形で頑張り続けなければならないのであり、人は、まさに墓場に行くまで人生は終わらないと考え、努力し続ける態度を貫かねばならない。
2.この世の中の有様は、いつでも万全に整えられている事の無い状態であるから、あくまでも、この世の中で生き抜いて行く為には、万全を求めるのでは決して無く、今、手元に持っている僅かなものを利用し、何とかそれを工夫して、自分の目標を達成出来る様に、取り組まなければならないのである。そこに初めて、自分だけの知恵なり個性が生まれてくるのであり、それが人を他の人から区別する力量の差となって 現れてくるのである。
3.何がこの世の中で最も困難なことかと言って、人の心を変化させる事ほど、難しいものはないのである。
4.あくまでも、老人は、昔の若い人達であって、最初から年寄りであったわけではないことを、若い人は再確認しておくべきこと。なぜなら、若いあなたも確実に年老いて行くからである。