今日の箴言
神学序説
神によって確かに素晴らしさの全体は私達に与えられたが、その代わりに私達もそれに対して1つだけ与えるものがある。それは神に対して[従順]である事である。
2.真理が肉の体となって私達にも見える形で具現化して現れた存在が御子イエスキリストなのである。
3.神エホバ以外に1つですべての事を表す事の出来る様な、万能なものなど決して存在しない。よって私達は常に謙遜になって次の事柄を考慮に入れなければならない。すなわち、使う用途によって、方法も別に用意すべきなのであって、明確さを重視するなら、物事は顕微鏡のように部分的にしか見れないし、普遍性を重視するなら、物事は全体的に切り換えしなければならず、その時は明確さは犠牲にされるのである。すなわち全宇宙を見渡せる人は、小さな星1つ1つを正確に観察出来ないし、逆に非常に部分的に細かく正確に観察する為には、全宇宙という普遍性を放棄しなければならないのである。これは世界地図を見る事と同じである。飛行機が飛ぶ為には地図に直線的で正確な距離を測るためにメルカトル図法を用いる。しかし、メルカトル図法では、大陸の全体的な正確な形は歪んで表現されてしまう。逆に大陸の全体的な正確な形や位置を知りたい時は地球儀を用いるが、地球儀は曲線で表されるため、正確で直線的な距離を測る事が出来なくなってしまうのである。要するに1つですべての事を表現する事は神には可能でも人間には決して出来ないという事である。