今日の格言
若い時の苦労は買ってでもしろ、とよく言われる。その言葉は真実である。人は自分の若い頃から、すなわち、まだまだ気力も活力もある、物覚えの良い時に努力すれば、年をとった時、その若い頃にした苦労が報われるからである。しかし、逆に若い頃から楽していると、何も見につかずに年だけとってしまう。そして40代くらいから、それまで楽してきたツケが回ってくるのである。そう、年をとってから苦労しても、その苦労はただ苦しい思いをするだけで、何も報われない苦労になってしまうのである。年をとってから、いざ頑張ろうと重い腰を上げても、体がついていかず、物事も物覚えが悪くてなかなか見につかない。そのため、他の人からいい年をしてそんな事も出来ないのか、と罵られ、自分の苦しみを理解してくれ、同情してくれる人は誰もいないからである。