今日の格言
神の存在の証明
否定背理法
まず、存在するかわからないものをオメガと置く。そしてそれ以外のものをアンチオメガと置く。そしてもし、アンチオメガが存在することを証明できたならば、間接的にオメガの存在も証明できたことになる。なぜならアンチオメガは書いた字のごとく、オメガの存在を前提として初めて成り立つ概念だからである。
否定背理法の具体的適用
[神が存在するか]はわからないので、[神が存在する]をオメガと置く。そして神は存在しないことをアンチオメガと置く。もし、神が存在しないことを証明できたならば、すなわち、アンチオメガが存在することを証明できたならば、間接的にオメガの存在も証明できたことになる。なぜなら、神は存在しないという主張自体がアンチオメガであり、神が存在すること[オメガ]を前提にしたものだからである。よって、神は存在しないことが確実ならば、間接的に神が存在することも確実なのである。