今日の箴言
神に従うか、従わないかという論争において、この論点の本質的意味とは、従うから良い、従わないから悪い、という単純に判断出来る様な両極端な話では決して無いものなのであり、これは従いたい者も、また、従いたくない者も同様に対等な立場である、全くの真の、自由意志に拠る選択的決定事であるという事である。よって、神に従う者は神に従わない者を裁くべきでは決して無く、また、神に従わない者は、神に従う者を裁くべきでは決して無いという事なのである。要するに、分かり易く言うと、神に従うか、神に従わないかという決定権さえそれぞれの人の所有では無く、神の所有物であるという事である。つまり、神に従うからと言って、その者は自分のもののように誇る理由は一切与えられ無いし、神に従わないからと言って、その者は自分の事を裁く理由は一切与えられないという意味なのである。要するに、従うにしろ、従わないにしろ、すべての者はそれら自身のものでは無く、あくまでも、神の所有物なのであるという事である。
2.人が始めた事は、人自身が終わらせるのであり、同様に、神の始められた事は、他の誰でも無く、神御自身が終わらせるのである。よって万物の創造は神が始められたものであるから、この万物の終わりも、神御自身が終わらせられるのである。よって、この世界は、人間によって滅ぼされる事は無い。よってこの世の中は、人類の環境破壊によって滅びる事は無く、人類の核戦争によって滅びる事も無い。そうなる前に神御自身が介入し、神がこの世の中を滅ぼされるのである。