今日の箴言
日本国憲法には基本的人権の尊重としてすべての人間は生まれながらにして自由に生きる権利を持っていると定めている。しかしそれは本当にそうなのであろうか。自由に生きる権利というものは、お金に例えることができよう。お金は一生懸命ひどい思いをしなければ手に入れることは出来ない。決して生まれてきたという理由だけでただで貰えるものではない。ましてや人間が自由に生きていくということは、お金よりも貴重で手に入りにくいものなのである。お金と同様に、いやそれ以上に戦い抜いて初めて勝ち取るものなのである。例えれば、破船した船に10人が乗っているとする。しかし残された食糧はわずかで、もう3人分しかないとする。当然の摂理としてその10人は命をかけてそれを奪い合おうとすることであろう。よって自由もただで与えられているものでは決して無く、激しい生き残りをかけた戦いによって相手から奪い取るものなのである。そうだ、人間は人間を犠牲にして初めて生きていけるのである。