今日の箴言
あらゆるすべてのものに勝っているからこそ、それを初めて神と呼ぶのである。
2.人間は、誰しも、自分に都合良く出来ていること。それで、人は、あくまでも、自分に都合良く考えなければ、生きていかれないということを、意味していること。すなわち、すべての人間には、自分のペースとリズムが存在するのであり、それが乱されると、どんなに簡単なことでも、行うことが出来なくなるのである。
3.すべては、何が悪いかでは決して無く、ただ、従順ではないということ、すなわち、初めから、あることが決定されていて、それを守るべき理由を確かに知っているにもかかわらず、それを破ること、もしくは、踏み超えるということが、初めて、悪いということなのである。よって、悪いとは、ある取り決められたことに対して、従わない、または、それに反するということなのであるから、その従わない理由や、反抗する理屈が、どれだけ正しいもので、全く正当なものであっても、それは問題とはされないのであり、それが正しいことには、決してならないということなのである。すなわち、ある掟を破る理由や、従わないことの根拠が、問題なのではなく、あくまでも、その破った行為そのものが、問題なのである。人間がなぜ神に対して罪人と呼ばれるのかと言うと、それは、神が人間が守るようにお決めになったルールを、人間側は、それを守るべきことを十分認識しておきながら、あえて、それを破った反抗的精神の故なのである。