今日の箴言
私達は、引き続き、自分達の理解力は働かせて行くけれども、自分達の理解力に頼るのを止めたのである。
2.真実さから来る実とは、次のものであり、真実さから出るものは皆、次のような様相を帯びてくるのである。それは、控え目であり、忍耐強く、冷静であって、激発的な怒りを発すること無く、温和であり、信仰があり、妬まず、協力的で、貞潔であり、他の人を愛する者であり、罵ったり、悪口や陰口を言わず、常に親切であることである。
3.偽りがすべて、見た目に、誰の目にも悪いものの様に映るとは限らないのであり、それは、悪魔サタンが、いつも自分を光の天使に見せかけている様に、偽りも、一見すると正しいものの様に映る場合もあるという事に注意しておかなければならない。要するに、それ自体、全く理にかなっていて、もっともな事柄であっても、それだけの理由でそれが真実であるとは、決して言えないということである。
4.はっきりと言っておく。人間の[狂気]の定義は次の事である。(人が神のようになろうとすること。)これが狂気の説明であり、具体的な本質である。よって、結論として、狂気=人が自分を神のようになろうと意識してそれを目指すこと、である。
5.はっきりと言っておく。私達は死人の復活に関して、死人が蘇るという奇蹟的な観点から述べているのではなく、あくまでも、失われたものを再び取り戻すという観点から論じているということである。