高田義裕の人生論

今日の箴言

逆双方向性原理

ある任意の事柄Xにおいて、そのXを成り立たせる場合は、その逆の−Xをも成り立たせなければならない。よって、一般形X=X(−X)である。

事例1. あなたは車を実際に運転する時にはどうしているだろうか。いや、もっと簡潔に言えば、前に進むと言う事柄は何を意味しているか。そう、アクセルだけでは無く、ブレーキも踏んでいるのでは無いだろうか。すなわち、アクセルをXと置くと、ブレーキは、−Xである。現実に進む為には、進むだけでは駄目で、止める事も必要不可欠なのである。よって、一般形X=X(−X)にこれらを代入すると、進む(アクセル)=アクセル(ブレーキ)、もしくは、進む=進む(止める)なのである。よってすべての事象に対して、ある事柄を存在させる為には、その逆をも存在させねばならない。または、ある事柄が存在する時、その逆の事柄も同時に存在すると言う事である。これを逆双方向性原理と言う。そう、数学は、互いに矛盾する事を成り立たない事と考えるが、すべての物事は矛盾で成り立っているのである。

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