高田義裕の人生論

今日の箴言

人々は神からの奇蹟というものを信じ無い傾向にあるけれども、もし、奇蹟というものの定義を、日常の事柄からかけ離れたもの、もしくは、周囲から見て、明らかに不自然で、偏った異質なものと見なすなら、奇蹟を非現実的で、あり得無いと思っている人達にとって、あなた方が現在、この世の中で生きている営みの中で、大自然という全体から見れば、私達人間の社会は、物凄く不自然で偏った異常なまでの進化なのである。それは、核ミサイルの存在であり、地球温暖化の排気ガス問題であり、伐採に拠る森林の急激な減少であり、それで十分、稀で奇蹟的な事柄を、人間は、行っているのである。ただ、この場合、あくまでも、神が行われる、稀な事、すなわち奇蹟は、そのすべてが良い事の為に常に行われるのに対して、人間が行う稀な事、すなわち、奇蹟は、そのすべてが良い方向にでは無く、常に周りを貪り、破壊するという、悪い結果をもたらすと言った点で、決定的な相違があるという事である。

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