今日の箴言
最近になってようやく分かって来た事で、あらゆる人々が、また私も含め、人がごく当然の権利だと思っていた事柄で、決して当然な事では無いというルールとは、人同士が会話する事に関して、相手に対して質問をしても、それは当然の権利であり、要求であると思って、相手から当然返答が来るなどと決して思ってはいけないのである。むしろ、人間の初歩的権利とは、質問に答えないというところにあるのである。よって、私もあなた方も、自分の質問に相手が答えてくれないからと言って、決して相手に不満や怒りを感じてはならないのである。あくまでも、質問された側は、その質問に答える義務は無いのである。これこそ、人間の自由の権利なのである。よって、あなたが相手に質問する時は必ず、自分の側がその質問をする事が出来る立場にあるかを考えてみる事である。もしかすると、あなたには、その質問をする資格が無いかもしれないからである。よって、相手に不適切な質問をした場合、あなたは、相手の権利を、笑顔に拠る暴力によって、侵害した事になる。よって、質問する時は、まず、その質問が当然成立出来る様な状況に前もって自らを設定し、準備するべきなのであり、また、そう出来るレベルにまであなたの立場がなっていないとすれば、質問の内容をこちらが、相手の気持ちを計らって、相手が答え易い質問をすべきなのである。