高田義裕の人生論

今日の箴言

人間にとってコンプレックス(劣等感)は大きな起爆剤として、その人のモチベーションを高め、向上心を促し、自分のレベルを挙げるのに威力を発揮するが、それはある程度までで、コンプレックス(劣等感)が強すぎて、自分自身の自尊心が激しく傷付けられる様であっては、心の健康を害し、病気になって2度と立ち上がる事は非常に困難なものとなる。すなわち、コンプレックスが少な過ぎても、コンプレックスが強過ぎても人は向上出来ないのである。すべては、ちょうどいいバランスであり、コンプレックス(劣等感)も適度なレベルのものでなければならないのである。ここでちょうどいい絶妙のバランスの量をα量としよう。よって、それ以外のものをアンチα量としよう。この世の中にはアンチα量なもので溢れかえっているのである。すなわち、全体の量を1として表し、コンプレックス(劣等感)が多過ぎる事は、α量+α量=1と表される。なぜなら、アンチα量の最大値は1-α量だからである。逆に全体の量を1として表し、コンプレックス(劣等感)が少な過ぎる事は、nα+b=1と表す。よって、2α=1であり、1に2αを代入すると、nα+b=2αとなる。よって整理して、b=2α-nαとなる。これをnα+b=1に代入して、nα+2α-nα=1となる。よって2α=1となる。すなわち、α=2分の1となる。結論として、すべての物事に対する絶妙のバランスは、全体の半分に等しい。

 

 

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