今日の格言
不確かな富にでは無く、神に希望を託すように。
(解説)
富とは不確かなものである。例えば、多くの巨体企業はそれこそ1兆円単位のお金を将来的に成長の希望のある新規ベンチャー企業に投資する。それはもう危険に満ちた賭け事である。もし莫大なお金を投資しても、その新規ベンチャー企業が思惑通りに成長出来なかったとすれば、投資した側は利息も含めて一瞬に莫大な金額のお金を失う。すなわち、投資するお金の額が大きければ大きいほど一円でも株価が下がって信用を失うと、それだけで何千億円と損失を出してしまうのである。この世界情勢は刻一刻と変化し、人工知能(AI)でさえも予測出来ないほど、複雑で波乱に満ちたものなのである。私達は自分達が明日どうなるかもわからないのである。それに比べて神は永遠不変の存在であり、すべてのものの造り主であり、全能者なのである。よって人よ、不確かな富にでは無く、常に神に依り頼むように。神に希望を託す者は決して裏切られる事は無いからである。まさに聖書にこう書かれてある。マタイによる福音書6章24節から33節。[またイエスは言われた。それで、私達は何を食べ何を飲むのだろうかと自分の命のことで、また何を着るのだろうかと自分の体のことで、心配するのをやめなさい。命は食物より、体は服より大切ではありませんか。鳥をよく観察しなさい。種をまいたり、刈り取ったり、倉に集めたりはしません。それでも天の父エホバは鳥を養っています。あなたは鳥よりも価値があるのではありませんか。また服のことでなぜ心配しているのですか。野のユリがどのように育つかをよく考えなさい。ユリは苦労して働いたり、糸を紡いだりはしません。でも神は今日ここに生えていて明日火に投げ込まれる野の草木にも服を与えておられます。あなた方は野のユリよりも遥かに長く生きるのではないですか。ましてやあなた方人間には服を与えてくださるのです。信仰の少ない人達よ。それで心配して、何を食べるのか、何を飲むのか、何を着るのかなどと言う必要はありません。これらすべての事は神を知らない人達が必死に苦労して追い求めているものです。しかし天の父エホバはあなた方人間がこうしたものすべてを必要としている事を知っておられます。なぜなら神は人格的存在だからです。ですからまず神を第一に求めなさい。そうすれば、神は全能者ですから、あなた方が必要な時に必要なだけ、まさにあなたがその必要性を感じてうめく前にふさわしいタイミングで存分に与えてくださいます。それで次の日のことを決して心配する必要はありません。次の日は次の日に考えれば良いのです。何も計画せず、神を信頼してその日暮らしをしてゆきなさい。]