高田義裕の人生論

今日の箴言

真の公理とは、何物にも付随せず、初めも無く、終わりも無く、何ものからも生まれたものでは無い、真理そのものであること。

2.初めも無く、また終わりも無いということは、それはまた、初めでもあり、終わりでもあるということを同時に満たす。

3.神エホバは、αであり、Ωであり、最初であり、最後であり、その初めも無く、その終わりも無く、その初めであり、その終わりであること。すなわち、神は真の公理であり、真理であること。

4.最近、人間について、まだ想像もしていなかった新たな発見とは、他の人は私にとって、達し難い不可抗力と言って良いほどの素晴らしい能力を、ごく平然と持っていたということである。よって、今まで私は、人と人とは、同じ一線上で優劣を比べられると思っていたが、それはとんでもない勘違いだったのである。人と人とは、もともと比べられないし、比べる対象ではないのである。これはまるで、同じ魚でも、イワシとマグロはどちらが優れているのだろうか、と問うようなものだからである。たとえ、同じ魚という種類であっても、イワシはイワシ特有の、マグロには無い不可抗力的な見事な能力を有しているし、マグロもマグロ特有の、イワシには備わっていない不可抗力的な見事な能力を有しているのである。また逆に、イワシはイワシ特有の弱点を持っているし、マグロはマグロ特有の弱点を持っているのである。これでイワシとマグロは全く別の生き物であり、同じ一線上で優劣を比べられる基準など存在しないのであり、もともと比べる対象ではないのである。同様に、同じ人間という種類であっても、一人一人は、全く別の生き物なのであり、同じ一線上で優劣を比べられる基準など存在しないのである。よって人は、もはや、自分と他の人を比べて、自分の方がより劣っているとか、自分の方がより優れているとかという考え方はせずに、自分が生まれながらに既に与えられている、また、自分が今既に持っている能力だけに、気持ちを集中して、その能力を磨く努力に全力を傾けるべきであり、また、自分が生まれながらに既に持っている弱点を少しでも直そうという努力に全力を傾けるべきなのである。そうすれば、自分を他の人と比べて、劣等感を持って苦しんだり、自分と他の人を比べて、独り善がりの、間違った優越感も抱くことが無いよう保護されるのである。

 

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