今日の箴言
神に対する信仰とは、人格的存在である人間にとって、人間を生かしているすべてであり、根幹であること。それは、他のすべての行為よりも、遥かに勝る、一番大事で、必要不可欠な要素である。よって、信仰とマインドコントロールとは、全く逆のものということができる。なぜなら、信仰とは、あくまでも、人の自発的、積極的な気持ちの究極形であり、それは、まだ見ぬ、まだ成されていない事柄に対して、相手を全く信用することであり、それゆえに、あたかも、既に見たかの様に、確信を持って行動するという、人間関係や精神の最も価値ある要素だからである。それに対して、マインドコントロールとは、全く強制的、かつ消極的で受け身的な、決まりきった動作の繰り返しに過ぎないのであり、それは、既に与えられている主従の関係であり、それ自体には、何のリスクも責任も伴わない無活動なものなのである。これは価値の最も無いものの一つであるからである。