今日の箴言
何事もルール内で行わなければ意味がないし、勝利するにしても、スポーツのように、ルール内で勝たなければ意味がないのである。
2.はっきりと言っておく。たとえ、何が正しい事であるか、何を為すべきかを分かっていたとしても、それを自分なりに、自分に応じた形に整えて自分に当てはめなければ何の意味もないという事である。なぜなら、服を着るにしても、自分の体のサイズに合わさなければ、その服を着る事が出来ない様に、人間はどう生きるべきかということが、分かっていたとしても、自分の性格や、体調に応じたサイズでオーダーメイドしなければ、それを行うことは不可能だからである。服なら、店屋に行って注文すれば、すぐに自分のサイズにぴったり合ったサイズに作ってくれるかもしれないが、あなたという個人に応じた生き方を調整してくれる者はあなた自身以外には、誰もいないのである。
3.精神的ケアにしても、人なら誰でも持っている自尊心を傷付けてしまう様な消極的治療法ではなくて、むしろ、その人の自尊心という自然治癒力を助けることによって、治って行く積極的治療法でなければならないのである。例えば、人を慰めるにしても、あなたはここが間違っているから、ここを直した方が良いなどと自分の意見を言うのではなくて、ただ、その人が落ち込んでいたら、何も言わずにそばにずっと寄り添ってあげるべきなのである。それを続けていけば、その鬱病になった人の元々持っている免疫力が徐々に高まり、本人自身の方から鬱病になった原因を打ち明けてくれるまで、待つのである。
4.全創造物よ、神エホバを味わいなさい。
5.この世の中の現象は、すべて、単純に悪か善かというような判断が出来るほど純真なものではないのである。すなわち、単に、黒か白かを判定できることは非常に限られており、大半の事例は白黒付けられないグレーゾーンで出来ているからである。よって深く熟考せずに、物事を判断する仕方に置いて、悪いか正しいかのどちらかであると考える傾向にある人は、いずれ必ず行き詰ってしまうのである。基本的に、この世の中で起こっているすべての現象は、全否定も全肯定も出来ないからである。
6.子供から大人になる事の変化の意味とは、自分への絶対的認識から自分という存在の相対的認識への自覚にあるのである。