高田義裕の人生論

今日の格言

義なる者にとっては、すべては清いという意味の真意とは、あらゆるどんなひとつひとつの物事に対しても、常に良い部分だけを上手に抽出している人間の事を言うのである。すなわち、雨が降れば、明日は晴れるだろう、と前向きに考え、怒られたら、怒られた相手にでは無く、自分のどこに怒られた要因があるのかを尋ね求め、それを見いだしたなら、よくぞ怒ってくれました、と相手に感謝する事により、怒った相手がむしろ仰天する事であり、災いにあったなら、自分と同じ災いに遭っている人の気持ちが分かった、と喜ぶ事であり、貧しければ、貧しさを楽しむ心の余裕を持っている事であり、性格の悪い人と仕事をしなければならない時には、その人の何かしら良い面を積極的に探す人の事であり、なんにせよ、すべての事を肯定的に前向きに考える人の事を言うのである。よって義なる人によってすべての事柄は清くされ、精錬されるのである。

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