高田義裕の人生論

今日の格言

貨幣論

貨幣というものに存在価値を与えているのは分業である。もしすべての事を全部1人でできるなら、貨幣など必要ない。また、必需品以上に贅沢なものが欲しいという、人間の物欲を煽り立て、無駄なものを買わすという事によっても、貨幣に存在価値を与えている。よって、もし人が生活していく上で必要最低限なもので満足すれば、貨幣の存在価値はなくなる。よって、すべての事を全部1人でする事と、生活必需品だけで満足する事は互いに等しい。すなわち、すべての人間が自給自足の生活をすれば、貨幣という存在はその意義を失うのである。

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