今日の箴言
死者の復活はあるか。
聖書には、イエスキリストが死んだ人を復活させる記述が頻繁に出てくる。これは果たして信ぴょう性のあるものなのだろうか。ここで、大きなリンゴの木を思い浮かべてもらいたい。その木は毎年、幾百もの実を生み出す。そんなリンゴの木が何万本と生い茂っている大きな森林地帯があるとする。その木一つ一つには無数の枝が伸びており、その先端から小さな新芽が顔を出す。そして、それは成長して、やがて一つの立派なリンゴがそこにぶら下がるのである。このように、実際には、私達のこの物質世界では、見ることの出来ない霊的な永遠の命の木という森林地帯が存在しているのである。私達の命は、いわば、実をつけたリンゴ一つ一つなのである。その実は時間が経つにつれて、十分熟した後、いずれは腐って地面に落ちる。これが私の死に相当する。しかしながら、実は落ちても、その木や枝はその後もずっと存在し続ける。ということは、また来年には、同じ実を生み出すということなのである。それは、リンゴの実という私達の命が再生することができるということである。すなわち、死者の復活は現実にあるということである。