高田義裕の人生論

今日の格言

倫理法則1

正しさとは、一対一対応の事である。すなわち一つの必要に対して必ず一つの対応を与えるのである。

悪とは、一つですべての必要を満たす事である。すなわち一つですべての事を賄おうとする事である。

正しさとは例えば1人の男子に対して必ず1人の女子を与える事であり、一夫一婦制の事である。

悪とは例えば1人の男子に対して、10人でも100人でも女子を与える事であり、一夫多妻制の事である。

(解説)

一つですべての事を賄えればそれに越した事は無い。すなわちオールインワンである。しかし現実はそんなわけにはいかない。例えば家を建てる時、あなたはかなづち一本で家を建てられるだろうか。いや建てられない。なぜなら家を建てるには、木を切るノコギリがいるし、釘を打つかなづちもいるし、木を削るかんなもいるのである。すなわちかなづちで木を切れるわけが無いし、かなづちで木を削る事も出来ないのである。すなわちある必要に対して必ず一つの対応を与えて初めて家は建つのである。すなわち一つの事で多くの事を賄おうとして欲張ると言う事、例えば、歯が痛い患者にもお腹が痛い患者にも目が痛い患者にも全く同じ薬を出す様なものである。やはりここでも一対一対応で、歯が痛い患者には歯の痛みを治す薬を与えねばならないし、お腹が痛い患者にはお腹の痛みを治す薬が必要であるし、目が痛いなら、目薬が必要なのである。すなわち儲けようとする事は悪なのである。なぜなら人は一人一人違うのに、支配者は一種類の知識なり、食事なり、道具しか与えず、それで暴利を貪っているからである。やはりここで正しいのは一対一対応であり、人間一人一人に対して個別のオーダーメイドの知識なり食事なり、道具を与えなければならないのである。この世の中は体の小さい人にも体の大きな人にも同じサイズの服を無理やり着せてそれによって暴利を貪っているからである。すなわち1人の支配者が大勢の人間を支配する事によって自分1人だけが暴利を貪っているゆえに、この世の中は悪や不正や病気やあらゆる問題が生じているのである。あくまでも正しいのは、みんなが1人のために、1人がみんなのためにする事であって、all for one, one for all でなければならないのである。

 

 

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