高田義裕の人生論

今日の格言

人間1人1人に価値があるわけではない。人は互いに集まりあって、関連し合う事によって、初めて1人1人に価値が生まれるのである。なぜなら、この世の中とは途方もなく大きな機械のようなものである。その機械から1つの部品を取り出しても、その部品自体にはなんの意味もない。あくまでもその機械の中のあるべき位置に正しく取り込まれる事によって初めて機械全体は動き出し、その部品も意味を成すのである。そう、人間1人1人は、この世の中という途方もなく大きな機械の部品1つ1つなのである。よってあなたはこの世の中から1人外れて、孤独になっても、あなた自身の存在に意義は見出せない。むしろこの世の中ときちんと関わり合う事により、初めて、自分自身の存在の意義を見い出せる。そう、あなたは自分には居場所がない、と思って1人、世の中から外れて孤独を選んだのかもしれない。しかし、あなたはこの世の中という途方もなく大きな機械の部品の一部なのである。すなわち、あなたにはあなたにとってふさわしい居場所が必ずあるのである。あなたという部品が1つ欠けても、世の中という途方もなく大きな機械全体は動かないのである。よってこの世の中に、あなたは必要ないと言える人間は1人もおらず、すべての人間の1人1人は必要の故に、あくまでも生を受けたのである。

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