高田義裕の人生論

今日の格言

新貨幣論

同じお金でも、真っ当に働いて苦しんで生んだお金と、投資や株でまともに働きもせずに楽をして得たお金とは、その値打ちは格段に異なる。前者が良貨だとすれば、後者は悪貨である。すなわち、社会経済をまともに支えているのは、安い給料を必死な思いで稼いでいる貧困層の人々であり、それにあぐらをかいているのは、富裕層の人々である。よって、富裕層の人々がお金を得れば得るほど、お金全体の値打ちは下がっていき、遂にはデフレーションやインフレーションになる。すなわち、社会経済の崩壊を招くのである。すなわち、悪貨が良貨を駆逐するのである。そして最後には富裕層の人々も崩壊するのである。なぜなら、いくらお金を出しても、誰も働く者がいなくなるからである。

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