高田義裕の人生論

今日の格言

無限の不条理

この世界を1つのジグソーパズルに例えて見よう。もし、この世界が五つのピースだけでできていたとしたら、世の中の仕組みは非常に単純であり、あらゆるすべての問題は簡単に解決できるであろう。しかし、現実はそれとは全く逆で、世の中は解決するのが困難な非常に複雑な問題で満ちている。であるならば、この世界は無限のピースで成り立つ非常に複雑で目の細かい巨大なジグソーパズルであるに違いない。しかし、そうすると、不可思議なパラドックスが生じる。なぜなら、ピースが五つしかないジグソーパズルでは、1つ1つのピースは全く形が違うから、他の位置にはめ込むことはできない。しかし、もし数が無限のジグソーパズルなら、そのピースの1つ1つの形の違いは、電子顕微鏡で見ても判別できないほどわずかなものに過ぎないはずである。そうすれば、極端に言えば、その位置に本来は入らないピースでも、無理やり入れれば入らないことはないのである。いやむしろ、ジグソーパズルのピースが無限個存在するなら、どの位置にどのピースを入れてもさして問題はないことになる。これが無限という概念の不可思議なところであり、もしそうならば、すべてのピースは皆同じものとみなして良いことになる。すなわち、この世界のすべての問題は1つの方法で解決できることになる。すなわち、この世界はたった1つのピースでできていると結論しても良いことになる。しかし、現実の世界は、解決し難い問題で満ちている。これを無限のジレンマと言う。

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