今日の箴言
現在は世界規模で見ても、大変な時代になった。私も含めて、あなた方はこの世の中が以前にも増して生きづらくなってはいないだろうか。特に仕事の面において、それは顕著さを増している。人間誰しも生まれたからには、生きて行かねばならない。生きて行く為には、住む所がいるし、食べ物を得る必要がある。人間誰もが、生きる為の必要最低限のサービスを受ける権利がある。しかしだ。誰も私達みんなに、ただで住む所や食べ物を提供してくれる人などい無いのだ。よって生活する為には、お金を持っていなければならない。そして、非常に残念な事に、お金はただで貰う事が出来ない。すなわち、誰でも働かざるを得ないのだ。そして、最近この働く仕事の事で非常に問題が顕著になっている。そう、働き続ける事が非常に厳しくなって来ているという事だ。まず、職場の人間関係がギスギスしている点が挙げられる。また、仕事の質と量が一段とハードルが高くなり、会社の求める基準値に到達する事が大変になっている。人間関係では、表面では、仲良くしていても、影では、みんな悪口を言われている。それで嫌になって自分から辞めて行く人が後を絶たない。仕事では、スピードと正確さを同時に求められ、例えば、一時間に1000個仕上げなければ、こっぴどく叱られ、罵られ、パワーハラスメントを上司から受ける。まるでスーパーマンの様に素早く正確に製品を仕上げたり、仕事をこなさなければ、会社は利益が出ないので、みんな追い詰められる。この時点で多くの人が辞めて行く。そう、今は、不景気で、仕事を見つけるのにも大変なのに、あわよく仕事を見つけても、その職場で仕事を続けていく事が出来ないのだ。この様に仕事環境が劣悪で、みんな辞めて行くと、会社は人手不足となる。そして、かろうじてその職場に生き残った人は、1人で何人分もの仕事を抱える事になり、残業は増え、ひと月に軽く100時間を超える事も珍しくない。そう、仕事を続けて行けている人でも過労になり、心を病んで、うつ病になったり、体調を崩して病気になって仕事を辞めなくざるを得なくなる。こうして世の中は、失業者で溢れ、国からの生活保護を受ける人が増加する。しかし、どこの国の政府の財政も、不景気の故に財政危機に陥っている。よって、大量の失業者を食べさせて行く事が出来なくなっている。これはもう負のスパイラルである。聖書は、遥か昔からその事を預言していた。新約聖書のテモテの第ニの手紙3章1節にはこうある。[しかし、このことを知っておきなさい。すなわち、終わりの日には、対処しにくい危機の時代が来ます。]そうである。聖書はここで、対処しにくいと控え目な表現を用いているが、対処しにくいの本当の意味は、もはや対処出来ない危機の時代という事を示しているのである。まさにこれは、もはや人間の力ではもうどうにもならない時代が来ると言っているのである。神を信じていない者までも、神にすがりつくしかない状況にまで人類は追い詰められる事になる。よって、八方ふさがりになって、絶望の中にいる人達よ。是非とも、たとえ、神を信じられなくても、神に心から熱烈に祈りなさい。あなた方は祈り続けなさい。そうすれば、私達は神の排泄物によって生きる為の食物を食べる事になるのである。ここで対処しにくい危機の時代に最低限の生活を送る為の人間としてのあり方をここに列挙しておく。
1.職場でたとえ影で悪く言われても、あなたは他の人の事を決して悪く言わないこと。
2.不可能な事はしなくて良いから、自分の出来る範囲内で精一杯努力し、神に助けを求め、祈り続けること。
これだけをしておけば、必ずあなたは何とかやって行けるであろう。